事例紹介

どらたんを活用されている事例をご紹介します。

株式会社アイナボ物流様

どらたんユーザー

株式会社アイナボ物流(以下、アイナボ物流)は、神奈川県川崎市に本社を持つ運送事業者であり、サイディング・ユニットバス、断熱材等、建設資材の配送をおこなう建材配送事業を営んでいます。建材配送事業では、大手建設会社や工務店等から配送業務を受託後、戸建て、マンション、アパート等の新築およびリフォーム現場まで、各種建材を配送しています。
関西営業所の社員数は10名、うちドライバー数は6名です。社有車は2t平ボディトラックを7台保有しています。
アイナボ物流では「どらたん」を2022年10月からドライバー9名で導入しており、2025年5月現在、25名のドライバーが「どらたん」を利用中です。「どらたん」を選んだ経緯をお伺いしました。(以下、敬称略。利き手:NX総研)

建材配送事業のイメージ 出所:アイナボ物流様 ご提供

建材配送事業のイメージ 出所:アイナボ物流様 ご提供

関西営業所のイメージ 出所:アイナボ物流様 ご提供

関西営業所のイメージ 出所:アイナボ物流様 ご提供

総研
「どらたん」を知ったきっかけは?
アイナボ物流
当社の関西営業所の管理者がどらたんの導入を検討しました。運行状況をリアルタイムで把握するツールについて、WEBサイトで検索して「どらたん」を知りました。
総研
「どらたん」を導入した理由は? 他社のサービスとの比較はありましたか?
アイナボ物流
「どらたん」を導入した理由は、低額、簡単、リアルタイムに、ドライバーの作業および運行状況を把握できるため、導入しました。他社サービスは、導入コストが高額になり、当社独特の運用に対応できないため、特に他社サービスとの比較はおこなっておりません。
総研
「どらたん」を使ってみて良かった点は?
アイナボ物流
「どらたん」は、現場のドライバーの動きを事務所でリアルタイムの見える化ができるところが良いです。従来、ドライバーが帰社後に手書きの運転日報を記載していましたが、「どらたん」導入後は、帰社後のドライバーによる日報記入作業が不要になり、ドライバーに好評です。運転日報を集計する際は、「どらたん」のWEBサイトをクリックするだけなので、いつでも簡単に運転日報を出力できて便利です。
総研
ドライバーはどのように活用していますか?
アイナボ物流
ドライバーは、顧客別に発行する10桁の配達伝票番号を「どらたん」に入力後、運転開始から作業完了まで作業実績を計測しています。これにより、「どらたん」上で、顧客名とドライバーの作業名が全て紐づきます。

作業中には、建設業界特有の特殊作業も発生します。例えば、リフォーム現場で新品洗面台等の搬入時に、同時に古い洗面台等を回収する残品回収作業、マンション等の各部屋まで配達する間配り作業、2階以上のフロアまで階段で建設資材を配達する階上げ作業、不在配達時の写真撮影作業、屋外にタイル等の建設資材を仮置きする際、ブルーシートで建設資材を養生する作業等があります。

荷主に運賃を請求する際は、この「どらたん」の特殊作業の作業登録実績データを元に、荷主に特殊作業の料金を請求しています。これにより、顧客別特殊作業実績の請求データの作成が簡素化され、請求データの信頼性も高まりました。

どらたんのスマホ画面で特殊作業を入力するイメージ 出所:アイナボ物流様 ご提供

どらたんのスマホ画面で特殊作業を入力するイメージ 出所:アイナボ物流様 ご提供

総研
今後「どらたん」に期待することはありますか?
アイナボ物流
当社では、現状、「どらたん」、ドラレコ、IT点呼、デジタコ、AI配車のシステムを導入済みです。現状は、導入済みのシステムが多いため、今後、「どらたん」がこれらの既存システムと統合して、当社が利用するシステム数が減少すると嬉しいです。
総研
最後に、世間では物流の2024年問題への対応として、荷待ち・荷役に対する対価の改善が特に課題となっています。例えば、特殊作業が発生した場合に、ドライバーへの手当支給のための実績取得として、「どらたん」を活用されたりしているのでしょうか。
アイナボ物流
現状、階上げ、間配り等の特にドライバーの作業負荷が高い業務に関しては、社内で特殊作業実績ポイントを集計し、特殊作業の実績手当を給与に上乗せすることで、ドライバーのモチベーション向上に役立ています。
総研
コンサルティング会社の助けもあり「どらたん」を建設資材物流の実態に合わせて、とても効果的に利用されている印象を受けました。本日は貴重なお時間とご意見をいただき、誠に有難うございました。
アイナボ物流様の看板イメージ 出所:アイナボ物流様 ご提供

アイナボ物流様の看板イメージ 出所:アイナボ物流様 ご提供

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