事例紹介

どらたんを活用されている事例をご紹介します。

藤野運輸興業株式会社 様

どらたん導入で配送状況の電話確認を解消!

どらたんユーザー

藤野運輸興業株式会社(以下、藤野運輸)は、福岡県糟屋郡に本社を持つ運送事業者で、特積み貨物、雑貨、冷蔵食品、冷凍の原料など主に輸送を行っています。車種はドライの大型ウイング車が45%、冷蔵・冷凍車を55%保有しています。関東向けの長距離輸送が15%で、その他は、九州島内への輸配送が中心で、九州島内への混載の輸配送に限定し「どらたん」を活用しているそうです。シャーシを除いた65台の保有車両のうち35台で「どらたん」をご活用いただいています。ドライバー自身が運行管理を行なうためのツールとして「どらたん」を選んだ経緯をお伺いしました。(以下、敬称略。聞き手:NX総研・菅)

総研
「どらたん」を知ったきっかけは?
藤野運輸
当時、当社では下請けとして、大手特積み事業者の配送を主に取り扱っており、配送状況の確認を電話にて行っていました。その元受け事業者からは、運行の「出発」「運行途中」「到着」「完了」の確認を求められており、当社事務作業員は、ドライバーから電話にて報告を受け、記録を行っていました。
130便/日と多くの運行を行っていたため、1日あたり520回以上の電話がかかってくることになります。それらのドライバーの運行中の電話による報告の手間、電話対応する事務員の作業負荷が多くかかっていました。その他にも、元受け事業者から直接電話での問い合わせがある場合があります。

また、それぞれの報告時には、以下のような項目の確認が必要となっていました。

  • 出発時(出発時間、指示書番号、貴重品の数、封印番号、積載率)
  • 運行途中(休憩場所と時間)
  • 到着時(到着の連絡)
  • 完了時(荷下ろし開始時間、終了時間、乗り越し※の有無、貨物事故があったかどうか)

※乗り越しとは別の行先コードの荷物を持ち出してしまった場合

上記項目については、都度ドライバーが事務所に電話し、事務所は上記の項目を聞き、一つ一つ記録していました。我々はこれらの電話対応をなくすために、どうすればよいか考え、まず電話代行サービスを検討しました。ただ、確認項目が多いため、金額が100万円/月程度もかかるとのことでした。
そのような中、インターネットの検索で、低コストでできそうな「どらたん」を見つけ、まずは無料トライアルの申込みをしました。
総研
「どらたん」を導入した理由は?
藤野運輸
電話代行サービスとのコスト比較で決定しました。「どらたん」を導入した理由です。「どらたん」の機能と料金体系で申し分なかったため、特にその他の運行管理ツールなどと比較はしていません。
総研
「どらたん」を使ってみて良かった点は?
藤野運輸
「どらたん」導入後は、電話がなくなりました。運行にかかわらないもの含めて、事務所全体で9割くらい減少しました。運行にかかわるものだけだとほぼ100%なくなりました。
また、「どらたん」で記録したデータは、事務員が出発時間、指示番号などを、元受けに請求するスプレッドシートに転記しています。それまでは、事務員が電話にてタイムリーに記録していましたが、その作業時間が削減されました。
総研
メモ機能や数値機能はどのように活用していますか。
藤野運輸
作業項目によりますが、例えば、メモ機能では、運行指示書番号や荷主番号などを入力しています。数値機能では、車番やトレーラーのヘッド番号、個数や積載率を入力して活用しています。
総研
「どらたん」で改善して欲しい点はありますか?
藤野運輸
当社ではシステムの構築を検討し始めたところです。日計表に記録した日報データをとりこんだり、デジタコのデータとの連動を考えたりしています。システム会社とはよそでもサービスとして展開する話もあります。もし、可能であれば、「どらたん」とシステム連携やNX総研さんとの協業などもできればと考えています。
総研
システムの連携や協業可能な部分があれば検討させていただければと思います。本日は貴重なお時間とご意見をたまわり、誠に有難うございました。
インタビューに応じてくださった藤野貴之様

インタビューに応じてくださった藤野貴之様

ドライバーが操作する「どらたん」画面

ドライバーが操作する「どらたん」画面

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